人材育成研修として「ひょうご仕事と生活センター」様のご依頼で、7月20日にNPO法人H様で「働きやすい職場作りのコツ」というテーマでお話をさせていただきました。
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NPO法人H様は障がい者の就労支援事業所で、専門職の正職員とパートの方々が、利用者の支援をされています。 どのような組織でも100人いれば100通りの常識や価値観があります。 それに加えて医療・介護・教育の現場などではその専門性から、看護観・介護観・教育観も人それぞれです。 そんな人との違いは当たり前・・・とわかっていても、時としてその違いがちょっとした衝突の原因になってしまって、職場の人間関係がうまくいかなくなってしまうことがあります。 「働きやすい職場」の条件は、 ・設備が整っている ・人材が豊富 ・福利厚生がしっかりしている ・給料がいい など、ハード面のことは言い出したらきりがなく、組織の状況によって何かしら不備不足があるものです。 そんな不備不足を補うのが「職場の良好な人間関係」です。 どのような職場でも、仕事をしていれば「不満に思うこと」「辛いこと」「理不尽な思いをすること」が少なからずあるものです。そんなことも大概は、何とか自力で乗り切って進んでいるのですが、時には「自分の力ではどうにもならない」と感じてしまうこともあるかもしれません。そんな時に「親身に話を聞いてくれる人」が一人でも側にいれば、何とか乗り切ることができた経験をお持ちの方も多いと思います。 「働きやすい職場」とは、一人ひとりがその違いを知り、気遣い、支え合うことができる人間関係から生まれていきます。 今回の人材育成研修ではそのような職場作りのために有効な「人間関係構築のコツ」をお伝えしました。 ご参加のみなさん、終業後の遅い時間にお疲れ様&ありがとうございました。 【人材育成研修 参加者の感想・抜粋】 ・もっとよい職場にするためにもコミュニケーションをしっかりととって、先輩の助けになれるように頑張っていきたいと思った ・今回参加して、自分がどうだったか、改めて考えなおすきっかけをもらったように思う ・明日から現場で取り組みたいと思う ・みんな良い職場にしたいと思っているはずなのですが、具体的にどうすればよいかを学べる時間になった |
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担当講師:山本 伸子 |