人材育成の場で必ず求められる人間関係構築力。
そのためにまずは「相手の話を否定せず丁寧に聴く」ということをいつもお伝えしていますが、今回はそんな「傾聴」というスキルを磨いて活動されている猪名川町の傾聴ボランティアグループ「みみい~な」様にご依頼いただいて、11月20日に傾聴ボランティア講座「傾聴の基本と心の耳の育て方」と題してお話をさせていただきました。 以前に宝塚の傾聴ボランティア講座でお仕事をさせていただいたご縁が繋がったものですが、その時の懐かしいお顔にも再び出会え、一期一会の出会いに思いを巡らす時間にもなりました。 「傾聴ボランティア」は最近では高齢者施設のみならず、災害現場などでもその重要性が認められ需要が増えてきていると耳にします。が、中には「ただ話を聞けばいいんだ」「私が話を聞いてあげる」という意識で他人の心に土足で入り込んでいくような対応の方も見受けられ、一部で「傾聴ボランティアお断り」という張り紙をされるという悲しい事態も起こっているようです。 今回の皆さんはもちろんそんなことはありませんが、これを機に改めて「話を聴く」ということを、ワークを通して体感していただきながらその効果と共に、「相手の方に気持ちよく話をしてもらう」関係作りの方法や、話し手の「未来を作るお手伝い」をしているという意識などもお伝えしました。 ご参加くださったみなさん、どうもありがとうございました。 |
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【参加者の感想(聞き取り抜粋)】 ・今まで自分が無意識にしていたことがどういうことだったのかがよくわかりました ・改めて自分を見つめ直す時間になりました ・とてもパワフルで元気になりました ・傾聴ボランティアの現場だけではなく、子育てにも活かしていきます |
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担当講師:山本 伸子 |