人材育成研修で主体的に行動できる人材育成と問題解決能力のある組織づくりを関西から支援します。内閣府認証NPOとして約16年間、関西(大阪・京都・神戸)を中心に、人材育成研修をカスタマイズで提供して来ました。現場が変わる部下指導、人材育成研修を実施します。

現役スポーツ部顧問 加藤祐司の人材育成コラム「ゆうさんの窓」

愛知県の中学校で現役スポーツ部顧問 加藤祐司の人材育成コラム 「ゆうさんの窓」

ゆうさんの窓バナー画像



愛知県の中学校でスポーツ部で顧問をしている、当協会の名古屋・東海支部代表 加藤祐司が、スポーツ指導における人材育成について発信しています。


当協会 名古屋・東海支部代表 加藤祐司のプロフィールはこちら
 (クリックすると、このページの一番下にジャンプします)


当協会では、部活・クラブの顧問の先生のための叱り方のご指導もしております。
部活顧問・スポーツ指導者(教員・先生)のための叱り方研修ページはこちら「部活顧問・スポーツ指導者(教員・先生)のための叱り方研修」

RSS

こんな時こそ自立を持った行動を


新型コロナウイルスの影響で多大な被害を受けていらっしゃる方も多いと思いますが、こういう時こそ、自立した気持ちを持った行動で、自らにも周りの人たちにも良い影響があるように心がけていきましょう。

今の政権がとっている行動は、例えばマスクの件、緊急事態の件などを見れば私自身も不満に思うし、不安が募るばかりです。きっと同じような思いを持つ方も多いと思います。
ミュージックに合わせて犬を抱いてコーヒーを飲んでいる姿に腹をたてたり、嘆いていたりしても仕方ありません。彼にとってそれは最善を選択しているのですから・・。

「人は変えられない!変えられるのは自分の行動。」

この気持ちをしっかり持って、自らの行動を変えましょう。

今やらなければいけないことは、「自分がうつらない! ひとにうつさない!」ことだと思います。何県に緊急事態宣言が出たから、隣の県のパチンコやラウンジならいいとか、スパにレジャー施設代わりに殺到するのではなくて、どうした拡散させないかを自ら考え自覚を持った行動をとるべきです。

テニスは屋外だから良い、剣道は室内だからダメ。リスク的に見ればそうかもしれません。しかし、テニス愛好家もテニスをすることよりも、仲間とのおしゃべりを大切に来ている人も多いです。そこには濃厚接触が起きる可能性があります。

先日、愛知県、名古屋市の運営するテニスコートがすべて閉鎖になりました。私はある企業のコートを借りてレッスンしています。今日、自らレッスンを自粛しようと連絡したところ、5月31日まで貸出しないことにしたといわれました。ちょっと長いのではと思ったのですが、予約の申し込みが殺到して取集がつかないとのことでした。

自分としては、人との接触8割減を生徒にも浸透させようとしての自粛を申し出たのです。私自身広いテニスコートでプレーすることで感染するリスクは、かなり低いと思っています。テニスコートを閉鎖することに必ずしも賛成ではありません。けれども、今テニスは良いとか、室内のスポーツはダメとかではなくて、一人でも感染者を減らすために、自分たちの行動を変えることが必要なのです。

もしも、この2か月、誰もが誰にも会わずに生活したとしたら、感染者はゼロになるでしょう。けれどもそれは不可能なので、まず食料品、ライフライン、生活必需品など、生きるために必要なだれもがテニスできなくなる中、自分のレッスンだけ生き残っているのは不公平と思っての自粛なのです。少しは考えて行動しましょう。皆さんはテニスやらなくても死なないけど、テニスでご飯食べている私が自粛するのです。そこには一人でもコロナで死ぬ人をなくしたいという強い意図があるのです。

こう思うようになったのは、つい最近、父を救急搬送することになったことが大きく影響しています。搬送する数日前から背中を中心に痛みを訴え、整形外科を受診しました。圧迫骨折という診断を受けたのですが、翌日から発熱。もしやコロナと思い3日待ちましたが、容体変化なくやむを得ず救急車を呼びました。やっとのことで、日帰りで帰ることという条件付きで搬送先が決まりました。結果は骨髄炎。骨折したところに細菌が増殖していて、それを除去するのに4~6週間かかり、心臓の動脈瘤もみつかり、体力が回復すればそれの手術。前立腺癌も患っており、90を前にして大変なことになっています。何か月も出られないのは容易にわかります。

しかし、新型コロナウイルスの影響で、見舞いに行けるのは一人のみなのです。妻がその一人になることになったのですが、もし妻が陽性になったら、私も濃厚接触者で病院に行けないことになります。別居している孫も二人いるのですが、自分たちが出入りできない間にもし、父に何かあたらどうにもならないのです。葬式もできないのです。

自分はかからないとか、かかったとしても軽症とか思い、その通りだったとしても、自分の周りの人には、周りからは気づけない事情があるのです。国の政策がどうとか、自分の県の知事がどうとか、あの人がこう言ったからとかではなく、自分の行動を顧みて、自分の責任で行動を変えていくことが必要とされています。
2020-04-16 10:36:18

怒鳴りたくなるけれども・・・・その1


今、コーチとして見ている高校のテニス部での話です。

今日、校内の序列をつけるランキング戦を行っていました。この試合はレギュラーを決めたり、人数が限られている大会の出場権を得たりするための大切な試合で、月1回くらいのペースで行っています。

試合にはボーラーと言って、ボールを選手に拾って渡す、いわゆる球拾い役の人を配置します。選手は試合もして、疲れているのにその空き時間に、他の試合の球拾いをするわけですから、楽しいものではありません。


ダラダラして、無駄話をして休憩していたり、他事をしている人もいます。何度入るように言っても、うまくいきません。

こちらも暑い中すべての試合を見ていなくてはならないので、いい加減イライラしてきます。

おまけに、最近コート整備をするのに、てきぱきできず、働いている者とそうでない者がはっきりしています。働いていない者は固まってしゃべっているだけです。

そんなことが重なって、全員集合させて、座らせて思い切り怒鳴り散らしたくなってきた自分に気づきました。


しかし、それをしてもその場は動いたとしても、長続きしないことを私は知っています。

それどころか、怒って怒鳴っている自分にも嫌悪感が沸き、生徒たちとの関係性も悪くなることも知っています。

私は怒りを堪えながら、キャプテンのY君を呼びました。

今の雰囲気が自分たちの目指す部活のあり方に向かっているのか?を問い、どうすればそこに迎えるのか?を尋ねると、こんな返事が返ってきました。

「まず、僕が変わることです。僕が変わればみんなの雰囲気が変わると思います。」

私から見れば彼の態度は悪くありません。ほかの何人かの行動が良くないに過ぎないのです。

けれども、それを人のせいにせず、自らの行動を変えると言ったことが、素晴らしいと思います。

この言葉を付き人にパワハラ行為をしたとして、その弁明をしていた貴ノ富士関に聞かせてやりたいと思いました。

彼は会見の中で「言っても聞かない奴に分からせる為に叩いたりする以外にどうすればいいか協会に教えてもらっていない。」というような趣旨のことを言っていました。

相手をコントロールすることはできない。変わってもらうためには、まず自分の行動を見直して、変えられる部分から変える。改めてY君から学んだ一日でした。
2019-10-03 10:36:18

自ら行動する選手にする関わり方 VOL.2


先日私が外部顧問をしている中学校が、三重県で行われる大会に招待されました。

そこには関西地区の強豪校なども参加していて、明らかに私たち公立の中学校は実力的に劣ることが分かっていました。

コンセプトは新チーム(2年生主体)になって改めて頑張っていきましょうと言うもので、たくさんの試合を経験させてもらえるありがたいものです。運営も生徒が主体となって、主催するS中学校の生徒が一生懸命運営してくれます。

私の学校は予め試合入り方や進め方、誰がどんな役割をするのかを打ち合わせして、生徒が自分たちの責任で試合に臨めるようにしていました。当日の私の役割はそのことがうまくできているかを見守ることと試合自体の良し悪しの指導をすることです。

生徒たちは、ABそれぞれのチームのキャプテンを中心に滞りなくことを進めていました。

そこで私は彼らを管理していません。彼らがうまくできているか見守っているだけです。

試合こそAチームは全敗、Bチームは1勝のみと散々な結果でしたが、彼らの学びは大きく何よりものびのびと有意義に過ごせたと思います。

優勝したチームを批判するわけではないのですが、そこの子どもたちは応援も声をそろえて大きな声でできているし、試合もうまい。うちの生徒の何倍もきびきび動いていると思いました。

でも、私にはそれはやっているのではなくて、やらされているように映りました。監督の先生は平気で人前で怒鳴る、怒る。生徒としっかりとした架け橋がかかっているのかもしれません。でも、私があのように言われたら楽しくはないと思います。

私は大きな輪の中で生徒を緩やかにそこから出ないようにしている、一方の監督さんはギュッと束ねてしっかり握っている感じがします。最下位の監督が優勝監督に何か言える筋合いもないと思うのだけど、うちの生徒の方が主体的に動いているように感じました。

マザサポと出会ってなければ、私もその監督さんのように否それ以上に上から目線で、あたかも自分がすべて正しい神のように生徒に対していたと思います。プロのテニスコーチである以上、自分の教え子の活躍や成績が勲章になります。そこに重きを置くと、誰が主人公なのかを忘れてしまい、つい自分が主人公になってしまいます。そうするとそれについてこれない生徒に当たってしまい、怒鳴りつけたり、ひいては暴力にと発展したりしてしまうかもしれません。少なくとも私はそういうタイプの人間だと思っています。

主人公が誰かを把握して、それに見合う関わり方をしていくそれが大切だと改めて思った1日でした。
2019-09-17 22:54:05

自ら行動する選手にする関わり方 VOL.1


今年の夏の甲子園は大阪の履正社高校が星稜高校との熱戦を制して、見事初優勝を果たしました。

その履正社高校の岡田監督がフジテレビの情報番組「グッディ」に出ていた時におっしゃられた言葉が印象的でした。

「私が高校時代はやらされる練習でした。ところが大学や社会人では監督の指示通りでしか出来ない選手は通用しない、だから自分で判断できる選手を育てたいと思っています。」

正確でないかもしれませんが、このようなことを言っておられたのを記憶しています。

番組の中であえて選手を監視せず、彼らが自由に気が抜ける方針だというのは本当ですか?との質問に対して答えられたのがこの言葉です。
それが優勝という素晴らしい結果を生むことになったのです。履正社の選手はみなのびのびと自分の力を出しているように見えました。

私は今、公立の中学校と高校でテニス部の外部顧問として活動しています。

どちらの学校生徒もテニスが好きで、練習は熱心なのですが、打ち終わった後たくさん散らばっているボールを拾うのに時間がかかりすぎます。お互い無駄なおしゃべりをしたり、ボールを違うほうに投げてみたり、こちらがたくさん練習の手助けをしようとしているのにとにかく無駄な時間が多い、毎年のことながらほんとにイライラするし、腹立たしく思えます。小学生の低学年の子は面白がって早く集めるのに、大きくなればなるほど遅くなります。

まして、拾い残しがたくさんある。

かつては怒鳴ったり、時間を計って罰ゲームなどをしたりしていましたが、その時は多少の効果があっても、時間がたてば元に戻ってしまうので今は彼らに任せています。

自分たちの時間ですから、練習の意識が高まれば早くなると信じて見守っています。まだ十分とは思えないですが、それでイライラすることは無くなりました。

そんな中、私の企画する高校生合同合宿での出来事です。

毎年8月の終わりに複数の学校から参加者を募り行っています。今年も7校から20数名が参加してくれました。

3日間の合宿の中で大切なのはテニスに対する取り組み方です。
参加者たちはそれなりに一生懸命、まじめに取り組んでいました。

しかし、我々コーチ陣からすると、それでだけでは物足りません。練習内容やメニューはプロもあまり変わりません。それに対してどのような気持ちで取り組むか、何を目的に取り組むかで違ってくるのです。彼らはご多分に漏れず、ボールを拾うのが遅かった。そのことを私が指摘をしようとすると、この合宿を手伝ってくれていた、Kコーチがこう言いました。

「俺は今日加藤さんに頼まれてここにいるだけで、君たちとも初対面、君たちがうまくなろうと思ってきてないんだったら帰る。俺がコーチの勉強をしに来ているわけではないし、俺が自分の練習をするために来ているのでは無い。頼まれて君たちの上達のサポートをしに来ただけだ。それを考えて行動しろ! 顧問の先生や、コーチたちは君たちをうまくしてあげたいから一生懸命たくさんのボールを打たせようとしてくれている。でも実際打つのは君たちで、たくさん打とうと考えるのは君たちの仕事だろ!」

それから、合宿の間中彼らの行動は見違えるほど変わりました。
2019-09-17 22:31:05

名古屋・東海支部代表 加藤祐司プロフィール

名古屋・東海支部代表 加藤祐司プロフィール

加藤 祐司 (かとう ゆうじ)

ニックネーム:ゆうさん

加藤裕司プロフィール写真

テニスショップ (有)ジャンクション 代表
NPO法人マザーズサポーター協会1級
NPO法人マザーズサポーター協会名古屋・東海支部代表

NPO法人中部コーチング連盟 代表
日本スポーツ協会公認テニス上級指導員
日本障がい者スポーツ協会 中級障がい者スポーツ指導員

 
中学校から大学までテニス部に所属、大学時代は学生テニス連盟の幹事長を歴任。

その実績からテニスメーカーに就職。ガチガチの体育会の世界で、学生時代も社会人においても先輩や上司の言うことは絶対で「神と奴隷」の差があるのは当たり前の世界を経験してきました。

自分自身も大声で怒鳴るなど、後輩や部下に対して高圧的に怒っていたことがごく普通にありました。

テニスのプロコーチをめざし、会社を辞めその後コーチングに出会い、当協会の「自立型支援方法」にたどり着き早10数年。

今はその学びを活かして、テニスショップ「ジャンクション」を経営する傍ら、公立中学校、高校のテニス部の外部顧問、外部指導者として活動しています。

 
著書「笑顔のたね本」 ギャラクシーブックス 
    (クリックをすると、Amazonが開きます)