メンタルヘルス不全予防のためのコミュニケーションというテーマで独立行政法人海技教育機構 海技大学校のみなさまに研修をさせていただきました。 人材育成研修の現場でよくお聞きするのは、「目まぐるしい変化を遂げる社会情勢の中で組織も変革が進み、それに伴う方針転換や人事異動など、働く人を取り巻く環境や、職場内の人間関係のもつれなどからメンタルヘルス不全を余儀なくされている人が増えている」ということです。 メンタルヘルス不全者が出るとご本人の苦しさはもとより、職場内にもその影響は及び、組織としても生産性が落ちる原因となってしまいかねません。 メンタルヘルス不全予防のために、「何事にも当事者意識を持って、自ら考え行動する力」=「自立力」を育み、無用なストレスを生まないための「問題解決思考」を身につけるセルフメンテナンスのコツと、同じ職場で働く仲間として互いに尊重しあい支え合う、働きやすい職場作りのためのコミュニケーションについてお伝えしました。 「メンタルヘルス不全予防のためのコミュニケーション」研修は、私が一方的にお話をするだけでなく、ワークやグループディスカッションを交えて行いました。ちょうど花粉症の時期と重なり、マスク姿の体調の悪そうな方もおられましたが、皆さん積極的に取り組んで下さいました。 ありがとうございました。 |
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山本 伸子 |