以前、私が勤めていた職場でのことです。 日々の多くの業務を限られた職員でこなす毎日。 私には小学校低学年と保育所に通う子どもがいました。 そのころ、まだ慣れない職場で慣れない仕事をしていた私は、保育園から「熱が高いので迎えに来てください。」小学校からは、「気象警報が出ましたので、迎えに来てください。」の連絡や、今月は家庭訪問が、参観日がとなることもしばしばでした。 その度に、先輩や上司に事情を話し、職場を後にしていました。 同じようなことが続くと当然、言い出しにくくなります。 それでも職場の人は、いつでも快く送り出してくれました。 そのことは、職場を離れた今でも、思い出します。 もしもあのころ、なかなか言い出せない状況だったら、きっと日々の仕事は辛くなっていったと思います。 少ない人数で仕事をしていれば、一人でも欠けることで、そのしわ寄せが周りの人にいってしまいます。だからこそ、私自身も自分の仕事の段取りや進め方をより考えるようになりました。 そして、苦しまずに事情を話すことができたのは、日ごろから信頼関係を築けていたからだと思います。 信頼関係を築くことで、ワークライフバランスを実現することがより可能になります。 女性が仕事を続けるためには、周りの理解やサポートが重要です。 |
自分が担当している仕事を齟齬がないよう しっかりと会話のキャッチボールで伝えることで、
安心して自分がいないときにも仕事を任すことができます。 あのころ、共に仕事をしていたみなさんに感謝です! その後、新たな目標を見つけ、今の仕事をしています。 |
菅野美樹 |