兵庫県で運営されている社会福祉法人の今年入ったスタッフ、メンバーの皆さんです。 高齢者施設や障がい者施設で厳しい業務をこなし、ぼちぼち慣れや悩みも出てきます。 目の前に壁が立ちふさがったり、人間関係などの悩みが押し寄せてきたときは、 同期との共有も支えになり、 最後には 「自分がどうしていけば未来が開けるのかという自立の意識」です。 |
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当事者意識、主体性の大切さを育成している研修風景です。 理事長 喜田菜穂子 |
兵庫県で運営されている社会福祉法人の今年入ったスタッフ、メンバーの皆さんです。 高齢者施設や障がい者施設で厳しい業務をこなし、ぼちぼち慣れや悩みも出てきます。 目の前に壁が立ちふさがったり、人間関係などの悩みが押し寄せてきたときは、 同期との共有も支えになり、 最後には 「自分がどうしていけば未来が開けるのかという自立の意識」です。 |
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当事者意識、主体性の大切さを育成している研修風景です。 理事長 喜田菜穂子 |
マネジメントの達人はこれを忘れない!!究極の二つの摂理 |
研修などに参加しスキルアップを目指しても、たくさん本を読んで学習しても、人間関係ってどうしてなかなか上手く行かないの? こんなにいつもミーティングをして、パフォーマンスの維持に心砕いてもなぜ上手く行かないの??そんな悩みはどんな組織にもあることです。 しかし、そんな中で、周りの人と上手にコミュニケーションをとり、信頼を集めながら、チームをまとめていく人がいるものです。 まさしく『達人』。そんな「達人」は、いったいどうしているのでしょうか。 今回はそんなお話をさせていただきます。 |
≪効果的なコミュニケーション・マネジメントのために忘れてはいけない摂理 その①≫ |
①『過去と他人は変えられない。未来と自分(行動)は変えられる!』を忘れないこと。 私の講演会や研修で、最初に皆さんと共有しておく摂理がこの、「過去と他人は変えられない。未来と自分(行動・思考)は変えられる!」です。 人間関係構築力を高めるために知っておきたい現実とも言えます。 「どうしてあの人は指示どおりしてくれないのだろうか。」 「なぜ、もっと小まめに報告してくれないのか。」 「なぜ自発的に動いてくれないのか。」 こんな悩みが日常渦巻いていますが、その根底にあるのは、相手をどうにかしたい!!という想いですね。 これらは、本当に絶望的ですが、根本的にすべての行動は相手が決める。相手次第なのです。 もう一度言いますが、 私たちの話を聞くのも聞かない(聞いた振りはしていても)のも、相手の選択で相手が決めています。 裏返せば、私たちも、この人からの頼みならちょっとしんどくても聞けるけれど、あの人とは話をするのもいや・・・こんなことがあるものです。 もちろん、お給料をいただく立場上や、自分の社会的責任など、いろんな条件下で、大半は言うことをきいてもらえるのですが、それでも、究極は相手次第。 私たちの思うようにはならないのです!!! これが悩みのほとんどなので、話は厄介ですね。 しかし、そんな変えられない相手を、変える作業がコミュニケーションでもありマネジメントでもあります。 |
≪相手がこの人の言うことならやってみよう。と思ってもらう人になろう!≫ 軍隊的な体育会系も、指示命令型の親方マネジメントも、太古の昔から、組織として上手く行った事例は、すべて、上司と部下が、信頼関係で結ばれていました。 自分が相手を信頼するだけでなく、相手も私たちを信頼してくれないと関係にはなりません。 さて、どんなマインドスタンスであれば、信頼してもらえるようになるのでしょうか。 研修などを通して詳細はお伝えしていますが、ヒントは実は皆さんの中にあります。 |
過去、皆さんが、あの人は本当に信頼できたな~~と思えた人は、皆さんにどんなスタンス・マインドで関わってくれたでしょうか。 是非思い出してみてください。 次回に続く ハーモマガジンより 理事長喜田菜穂子 http://office-harmo.com/ |
やる気とは、目の前の目標や、問題・課題に対して自ら取り組む気持ちを言います。 「やる気出しなさい!」と叱咤激励しても、なかなか出してもらえず、言われた本人も、わかっているのにやる気になれないのは困り者ですね。 |
実は、やる気とは「感情」と「生理反応」の間にあるので、なかなか自分ではコントロール出来ません。 自分で出来ないものを、赤の他人が何とかしようとするので、さあ大変!です。 そんな手強いやる気を、あえて出してもらうためには、 唯一、本人のコントロールができる、「思考」と「行動」を変えてもらう必要があります。 生きている間ずっとやる気のない人はあまりいないので、時が経てば、案外やる気は復活しますが、そんなに待ってはいられない。何とか頑張って欲しいし、今が大切な時だったりします。 そこで、今回は、自分以外の人のやる気を引き出すためのコツを考えましょう。 |
① 目の前の目標や問題に対して、「やる意義」を見出すお手伝いをする。 これをやり遂げたら、自分の人生にこんな意味が出てくるかもしれない。と、やる意義を引き出してあげましょう。意義を感じたら、人はエネルギーが上がります。「それをやり遂げたら、どんな意味が出てくると思う?」是非そんなふうに優しく聞いてみてください。 ② 少しの変化でも前進すると思えるように、出来ること に目を向けてもらう。 大きな壁にぶち当たると、大きな変化をしなくてはいけないと言う思いに駆られます。人は本質的に変化には抵抗があり、エネルギーが要るので、やる気を出すには、小さいことからでも「出来た!」と思うことが重要です。まずは出来そうなことから進むよう促しましょう。 ③ 自己肯定感が高まるような関わりをしてあげる。 「私なんてだめだ・・・」と、自己否定に入っている場合、その根底にある希望を引き出すことは重要です。例えば、「なぜ、こんなに自分は出来ないのか・・・」と考えている場合、「出来るようになりたいと望む自分がいるのでは?」と、本人の気持ちに寄り添って伝えてみましょう。 自己否定から少しは出られるかもしれません。 ④ 「やる気がないときもあるかもね」と、あせって進めようとしない あえて、「そんな時もあるよね~」と見守るほうが早くやる気を出してくれるときもあります。じっくり見極めてください。 まだまだヒントはありますが、以上のような視点でコミュニケーションをとることが相手のやる気を引き出すためには重要です。 周りの人のやる気を引き出す前に、まずは自分が問題だ!そんな声も聞こえてきそうですが、 周りの人への影響や、変化を目の当たりにすると、案外自分のやる気も上がったりするかもしれません。 一度お試しあれ!! |
ハーモマガジンより 理事長喜田菜穂子 http://office-harmo.com/ |